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ゴムの木

観葉植物としても人気のあるゴムの木。このゴムの木の樹液が天然ゴム(ラテックス)です。ゴムの木から出る、白い液から風船が作られるのです。ラテックスが採取されるゴムの木は、私たちがイメージする家庭にあるような観賞用のものではなく、とても背の高いゴムの木で、樹の高さは35mになるものもあるそうです。


パラゴムの木

ゴムの木の中で、天然ゴム(ラテックス)の原料を採取する主要なゴムの木が、パラゴムの木になります。原産地が、ブラジル北部のパラ州であることからこの名前がつけられています。

地面と30度の角度で天然ゴム(ラテックス)の原料となる乳液状の樹液が通る管があり、右回りでらせん状にあります。樹齢が5~6年になると、樹液の採取が始まります。樹齢40年以上になると、樹液が取れる量は激減してしまいます。


天然ゴム(ラテックス)の原料の採取

ゴムの木から、天然ゴム(ラテックス)である樹液を採取する作業のことをタッピングと呼びます。深夜2~3時から採取の作業を始め、夜明けには樹液の採取が終了します。これは、日が昇ると樹液が固まってしまうので、深夜から早朝にかけて集められるのです。 ゴムの木の表面の皮を薄く削ぎ、にじみ出てくる樹液をカップに集めます。1本の木から200~300ccの樹液が3時間ほどで集まります。1本の木からは、樹液を採取する場所を変えながら、25~30年間採取します。こうして採取された樹液は、ゴム風船だけではなく、様々なゴム製品に加工され、私たちの生活に役立っているのです。


樹液から天然ゴム(ラテックス)へ

ゴムの木から採取された樹液の70%が水分で、残りの30%がゴム成分になります。天然ゴム(ラテックス)を作るためには、樹液から水分を取り除かなければいけません。大量に集められた樹液は、トラックで精製工場に運ばれ、濾過して異物が取り除かれ、3時間ほど遠心分離機にかけられ、水分が飛ばされます。 こうして水分を飛ばし、ゴム成分が取り出され、再精製するために遠心分離機にかけられると、純度の高い天然ゴム(ラテックス)が出来上がります。出来上がった天然ゴム(ラテックス)は、様々な厳しい検査を経て、海外へ輸出されていきます。酢酸などを加えて固め、ローラーにかけられてシート状になったものを乾燥させた、生ゴムに加工されたりもします。

廃液も再利用

樹液を遠心分離機にかけたときに出た廃液を固めると、白い豆腐状のものが出来ます、この廃液の中にも1.5%ほどのゴム成分が含まれています。これをさらに固めると茶色っぽくなり、靴底などのゴムに使われるため、海外に輸出されていきます。


風船ができるまで

風船の元の姿は植物のゴムの木です。ゴムの木から採取された樹液が、天然ゴム(ラテックス)になり、様々なゴム製品に加工されます。その中の1つに風船があります。


(1)ゴムの木の樹液を精製して作られた液状の天然ゴムに色をつけます。これが風船の原料になります。


(2)ガラスなどでできた風船の型に、天然ゴムを漬け込みます。この作業のことをディッピングと呼びます。最初に地付けといって、白い天然ゴムにつけて乾かし、次に色のついた原料に漬けます。


(3)色のついた天然ゴムを型に漬けたら、乾燥室で乾かします。


(4)ゴムが乾いたら、回転するブラシで風船の口元を巻き込みます。


(5)タルクという粉を使い、ゴムがくっつかないように全体にまぶします。


(6)手作業で型から裏返すようにして風船をはずします。


(7)これで風船の完成です。型の形を変えると、様々な形の風船になります。


 

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